ミノキシジル注射の費用は1回14,800円〜|効果・回数・副作用と3院の料金比較【2026年】

ミノキシジル注射の費用はいくら?1回14,800円〜 3院の料金と効果・副作用を比較

「ミノキシジル注射は飲み薬や塗り薬より効くの?」「1回いくらで、何回通えばいいの?」と調べている方は多いはずです。ミノキシジル注射は、発毛成分のミノキシジルを頭皮に直接入れる自由診療の施術です。ただし、クリニックによって注入の方法も料金もバラバラで、比較しにくいのが実情です。

この記事では、2026年10月1日に各クリニックの公式サイトを開き、ミノキシジル注射の費用(1回・コース)、推奨される回数、使われる薬剤と承認の状況を確認しました。あわせて、日本皮膚科学会のガイドライン原文で注射がどう扱われているか、副作用と未承認薬としての注意点、飲み薬・塗り薬との費用の違いもまとめています。

この記事でわかること
  • ミノキシジル注射の費用の目安(公式料金を確認した3院の1回・コース料金)
  • 注射器で打つ方法・ダーマペン・針を使わない方法の違い
  • ミノキシジル注射の効果と、ガイドラインで評価されていないという事実
  • 副作用と、国内未承認の薬剤を使うことの注意点
  • 注射と飲み薬・塗り薬の費用と承認の違い、併用の考え方
目次

【結論】ミノキシジル注射の費用は1回1万4,800円〜3万3,000円・国内未承認の自由診療

ミノキシジル注射の費用は、今回公式サイトで料金を確認した3院・4つのメニューで1回14,800円〜33,000円(税込)でした。回数券やコースを使うと1回あたりは下がり、湘南AGAクリニックの12回コース(モニター価格)では1回あたり8,284円です。

項目内容
費用(1回)14,800円〜33,000円(税込)
※湘南AGAクリニック・Dクリニック・新宿駅前うわじま皮膚科の公式料金
通う頻度2週間〜1ヶ月に1回
(うわじま皮膚科は4〜6回を推奨)
使われる薬剤ミノキシジルを含む注入用の製剤
(国内で承認された注射薬はない)
保険使えない(自由診療・全額自己負担)
ガイドライン日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)に注射の項目はない
抜け毛の原因注射では抑えられない
=フィナステリド等の内服を別に検討
※2026年10月1日に各クリニック公式サイトで確認。料金は税込。

ポイントは、注射が「飲み薬・塗り薬の代わり」ではなく、AGAの原因そのものを止める作用がなく、国内で承認された薬でもないことです。抜け毛の進行を抑える薬を続けながら、気になる部分に追加する施術として検討するのが一般的です。まずは費用と注意点を知ったうえで、自分に必要かどうかを判断してください。

ミノキシジル注射とは|頭皮にミノキシジルを直接入れる3つの方法

ミノキシジル注射は、「メソセラピー」とも呼ばれる施術のひとつです。ミノキシジルは、もともと血管を広げる作用のある成分で、塗り薬は国内で発毛剤として承認されています。この成分を皮膚の表面からではなく、頭皮の中へ直接届けるのがミノキシジル注射です。

ただし、同じ「ミノキシジル注射」「ミノキシジルメソ」という名前でも、入れ方はクリニックによって違います。公式サイトを見比べると、大きく3つに分かれました。

方法入れ方主なクリニック
注射で入れる注射器や注入機(MPガン)で頭皮に直接注入するDクリニック
新宿駅前うわじま皮膚科
ダーマペンで導入16本の微細な針で頭皮に小さな穴をあけ、薬剤を入れる湘南AGAクリニック
(クイックメソ)
針を使わず導入電気の力(エレクトロポレーション)で薬剤をしみこませる湘南AGAクリニック
(エレクトロポレーションメソ)
※2026年10月1日に各クリニック公式サイトで確認。

注射で入れる方法(注射器・注入機)

いわゆる「ミノキシジル注射」のイメージに近いのがこの方法です。医師が注射器や注入機を使い、薄毛が気になる部分に少しずつ薬剤を入れます。Dクリニックは、針を刺すスピードが速く、深さも調整できる「MPガン」という医療機器を使うと公式サイトで説明しています。

新宿駅前うわじま皮膚科では、イタリアのMeso Medica社の「MINOX」という製剤を使い、施術時間は15分程度と案内しています。

ダーマペンで導入する方法(湘南AGAクリニック「クイックメソ」)

湘南AGAクリニックのクイックメソは、注射器ではなく「ダーマペン」という16本の微細な針が付いた医療機器を使う方法です。公式サイトは、注射器による「手打ち」では注入する量や深さを均一に保ちにくく、痛みもあると説明したうえで、ダーマペンで均一に導入できる点を特徴に挙げています。治療時間は30分程度です。

針を使わず導入する方法(エレクトロポレーションメソ)

湘南AGAクリニックのエレクトロポレーションメソは、針を使わず、電気の力(電気穿孔法)で薬剤を頭皮に入れる方法です。公式サイトでは、ミノキシジル5.5%を配合した発毛剤(2cc)を使うと記載されています。針を刺さないため、厳密には「注射」ではありませんが、同じ目的の施術として比較されることが多い方法です。

毛髪再生注射(毛根再生注射)とのちがい

「毛髪再生注射」「毛根再生注射」は、ミノキシジルではなく、自分の血液から取り出した血小板や成長因子を頭皮に入れる施術です。湘南美容クリニックの毛根再生注射は1回252,590円(通常価格)で、ミノキシジル注射とは費用も中身も別物です。毛根再生注射の口コミや費用は、次の記事で詳しく解説しています。

ミノキシジル注射の費用|公式料金を確認した3院の比較

ここからは、ミノキシジル注射の費用を具体的に比べます。料金を公式サイトに掲載しているクリニックのうち、方法の違う3院を選びました。いずれも2026年10月1日に公式サイトで確認した税込の金額です。

クリニック方法1回コース通う頻度
湘南AGAクリニックダーマペン
または針なし
14,800円6回 71,040円
(モニター 56,800円)
12回 124,320円
(モニター 99,400円)
2週間〜1ヶ月に1回
Dクリニック注射(MPガン)16,500円6回 59,400円
(1回あたり9,900円)
2〜4週間に1回
(公式FAQより)
新宿駅前うわじま皮膚科注射(院長が施術)33,000円記載なし2週間〜1ヶ月間隔で4〜6回
※2026年10月1日に各クリニック公式サイトで確認。料金はすべて税込。湘南AGAクリニックはミノキシジル2ccの「スタンダード」の料金で、モニター価格には適応審査があります。Dクリニックは注射のみを希望する場合、別途診察費用3,300円がかかります。

1回あたりの料金だけを見ると差は約2倍ですが、注入方法の違いに加えて、何回通うか・コースを使うかで総額が大きく変わります。特にコース料金は途中でやめた場合の扱いがクリニックごとに違うため、契約前に確認が必要です。

1年続けた場合の総額の目安

月1回のペースで12回受けた場合の施術料の目安を、公式料金から編集部で試算しました。実際の回数は医師が判断するため、あくまで目安です。

クリニック12回の施術料(税込)計算の前提
湘南AGAクリニック99,400円〜124,320円12回コースのモニター価格〜通常価格(AGA治療薬の処方がなければ診察料3,000円が別途)
Dクリニック118,800円6回セット59,400円×2(注射のみなら診察費3,300円が別途)
新宿駅前うわじま皮膚科396,000円1回33,000円×12回
※編集部試算。飲み薬・塗り薬の併用費用、診察料・血液検査代は含みません。

注射だけで年約10万円〜かかるうえ、次の章で説明するように抜け毛の進行を抑える飲み薬を別に続けるのが前提です。注射を始める前に、飲み薬・塗り薬の治療でいくらかかるのかも並べて比べることをおすすめします。

Dクリニック|注入機(MPガン)で注射する

Dクリニックは、薄毛治療を行うクリニックです。ミノキシジル頭皮注射は1回16,500円(税込)、6回セットは59,400円(1回あたり9,900円)です。注射には、針を刺すスピードが速く深さを調整できる注入機(MPガン)を使うと公式サイトで説明しています。

公式サイトには東京・新宿・名古屋・大阪・福岡・札幌の院が掲載されています(札幌院は10月以降に施術開始と記載)。注射だけを希望する場合は、別途診察費用3,300円がかかります。

新宿駅前うわじま皮膚科|院長がすべて施術する注射

新宿駅前うわじま皮膚科は、新宿駅南口から徒歩30秒の皮膚科です。ミノキシジル注射は1回33,000円(税込)で、公式サイトによると施術はすべて院長が行います。使う薬剤はイタリアMeso Medica社の「MINOX」で、2週間から1ヶ月間隔で4〜6回の治療を推奨しています。

公式サイトには、未承認医薬品であることや入手経路、国内に承認された同じ薬がないことなど、未承認薬を使う際に必要な情報がまとめて書かれています。このあとの副作用の章でも、この記載をもとに説明します。

湘南AGAクリニック|ダーマペンと針なしの2つの方法から選べる

湘南AGAクリニックは、ミノキシジルを頭皮に入れる方法として、ダーマペンのクイックメソと、針を使わないエレクトロポレーションメソの2つを用意しています。どちらもミノキシジルは1回14,800円(税込)で、コースとモニター価格があります。

  • ミノキシジル導入は1回14,800円・12回コースのモニター価格なら1回あたり8,284円
  • 同じ院でフィナステリド等の飲み薬、毛根再生注射、植毛まで比べて相談できる
  • 医師のカウンセリングは0円(AGA治療薬を処方されない場合は診察料3,000円)

公式サイトには使う製剤の名前や承認の区分は書かれていないため、気になる人はカウンセリングで確認してください。

注射を受けるかどうか迷っている段階なら、注射以外の治療とあわせて費用を比べられるクリニックで相談すると判断しやすくなります。湘南AGAクリニックはカウンセリングが無料で、薬・注入・植毛を同じ院で比較できるため、「まず話を聞いて総額を知りたい」人に向いています。

※診察料が無料になるのはAGA治療薬を処方される方に限ります。AGA治療薬を処方されない場合(メソセラピーのみの場合を含む)は診察料3,000円がかかります。※モニターには適応審査があり、取り扱いのない院もあります。

湘南美容クリニックのAGA治療全体の評判や、カウンセリングでの勧誘の実態は次の記事にまとめています。

ミノキシジル注射の効果|期待されることと根拠の限界

ミノキシジル注射の効果について、クリニックの公式サイトでは「有効成分を気になる部分に直接届けられる」「飲み薬より全身への影響を抑えやすい」といった点が説明されています。ここでは、期待されていることと、まだ分かっていないことを分けて整理します。

期待されている作用

ミノキシジルには、頭皮の血管を広げて血流を良くし、毛を太く育てる働きがあるとされています。塗り薬では有効成分が皮膚の表面で流れたり、しみこみにくかったりしますが、注射なら薄毛が気になる部分に、必要な量をピンポイントで入れられると、クリニックは説明しています。

効果を感じるまでの期間について、新宿駅前うわじま皮膚科は「2週間に1回のペースで3〜6ヶ月」、Dクリニックは「2〜4週間に1回のペースで3〜6ヶ月程度」と案内しています。これはクリニックの案内で、根拠となる臨床データは示されていません。効果の感じ方には個人差があり、全員に同じ結果が出るわけではありません。

日本皮膚科学会のガイドラインでは「注射」は評価されていない

AGA治療の標準的な考え方を示す「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」を原文で確認したところ、ミノキシジルを頭皮に注射する方法を扱った項目はありませんでした。評価の対象になっているのは、ミノキシジルの塗り薬と飲み薬だけです。

治療法推奨度推奨文
フィナステリドの内服A行うよう強く勧める
デュタステリドの内服A行うよう強く勧める
ミノキシジルの外用(男性5%)A行うよう強く勧める
成長因子導入・細胞移植療法C2行わないほうがよい
ミノキシジルの内服D行うべきではない
ミノキシジルの注射項目なし(評価されていない)
出典:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」(日皮会誌127巻13号)。男性型脱毛症の推奨度。

「ガイドラインに項目がない」ことは、効果がないという意味ではありません。一方で、国内のガイドラインが有効性を認めた治療でもないことも事実です。効果を強くうたう広告だけで判断せず、根拠の強い治療(推奨度A)とどう組み合わせるかを医師と話し合ってください。

抜け毛の原因(DHT)は注射では抑えられない

AGAは、男性ホルモンが変化した「DHT(ジヒドロテストステロン)」が毛の成長期を短くすることで進みます。ミノキシジルは発毛を促す成分で、DHTの働きを抑える作用はありません。そのため、注射で髪が増えても、抜け毛の原因が残れば薄毛は進みます。

新宿駅前うわじま皮膚科も、ミノキシジル注射を受けてもフィナステリドなど別の仕組みの内服薬は続けるほうがよいと案内しています。フィナステリドとミノキシジルの役割の違いは、次の記事で詳しく解説しています。

ミノキシジル注射の副作用・リスクと受けられない人

ミノキシジル注射で起こりうる副作用と、国内未承認の薬剤を使うことの注意点を、クリニックの公式サイトの記載からまとめます。

注射した部分の痛み・赤み・内出血

注射で起こりうるリスクとして、各クリニックは公式サイトで次のように挙げています。

  • 新宿駅前うわじま皮膚科:注入中の痛み/施術部位の内出血・痛み・赤み・腫れ(3日〜1週間程度)/施術部位の感染(まれ)
  • Dクリニック:注射部位の痛み・赤み・腫れ・内出血(通常は数日〜1週間程度で落ち着く)
  • 諸外国の情報として、注射部位の内出血・痛み・赤み・腫れ・肝機能障害等の副作用の報告(うわじま皮膚科の記載)

施術当日は、激しい運動・サウナ・入浴・飲酒を控えるよう案内しています(新宿駅前うわじま皮膚科)。シャワーや洗髪は当日から可能ですが、Dクリニックは施術部位への整髪料を施術後2〜3日控えるよう案内しています。

注射に使う薬剤の承認状況|知っておきたい4つのこと

未承認医薬品を使う施術についての注意

未承認医薬品であること:ミノキシジル注射に使われる薬剤(新宿駅前うわじま皮膚科では「MINOX」)は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医薬品です。

入手経路:イタリアMeso Medica社で製造されたものを、国内の医薬品卸業者を通じて医師が個人輸入しています(新宿駅前うわじま皮膚科の場合)。個人輸入された医薬品のリスクは厚生労働省のページで確認できます。

国内の承認医薬品の有無:国内で承認されたミノキシジルの注射薬はありません。同じ成分で承認されているのは、一般用医薬品の塗り薬(ミノキシジル1〜5%)です。

諸外国における安全性等の情報:うわじま皮膚科の公式サイトでは、ミノキシジルは米国FDAで承認されている成分であるとしたうえで、注射部位の内出血・痛み・赤み・腫れ・肝機能障害等の副作用が報告されていると記載しています。ただし米国FDAが承認しているミノキシジルは、AGA治療薬としての塗り薬と、高血圧治療薬としての飲み薬です(クリニックフォア公式サイトの注意事項より)。注射剤としての承認は、今回確認した資料の中には見当たりませんでした。

救済制度:未承認医薬品で重い副作用が出た場合、国の医薬品副作用被害救済制度(医薬品医療機器総合機構)の対象外となります。

なお、湘南AGAクリニックとDクリニックの公式ページには、使う製剤の名前・承認の区分・入手経路の記載が見当たりませんでした(2026年10月1日確認)。どのクリニックで受ける場合も、使う薬剤が国内で承認されたものかどうかと入手経路を、カウンセリングで確認してください。

受けられない人・注意が必要な人

新宿駅前うわじま皮膚科の公式サイトでは、次の人は治療を受けられない、または注意が必要とされています。

  • 受けられない:含まれる成分にアレルギーがある人/未成年/妊娠・授乳中またはその可能性がある人/脱毛が急に起きた人
  • 注意が必要:血圧が不安定な人や治療中の人/心臓に病気がある人/その他の持病がある人

ミノキシジルは血管を広げる成分のため、血圧や心臓の持病がある人は特に注意が必要です。持病や飲んでいる薬は、カウンセリングで必ず伝えてください。

ミノキシジル注射・飲み薬・塗り薬の比較|費用と承認のちがい

同じミノキシジルでも、注射・飲み薬・塗り薬で費用も国内での承認の状況も違います。どれを選ぶかの前に、違いを一覧で確認しておきましょう。

方法費用の目安(税込)国内の承認ガイドライン
注射1回14,800円〜33,000円
+通院
未承認項目なし
塗り薬(市販の1〜5%)一般用医薬品として販売承認あり男性5%はA
塗り薬(クリニックの12〜15%)月6,686円〜未承認(海外製)高濃度は評価対象外
飲み薬セットで月2,933円〜未承認D(行うべきではない)
※クリニックの料金は2026年10月1日に各公式サイトで確認。塗り薬(クリニック)はクリニックフォアのミノキシジル外用12%(フィナステリド0.01%含む・海外製)の12ヶ月まとめて定期の1ヶ月あたり。飲み薬はDMMオンラインクリニック発毛ミニプラン(フィナステリドセット)の12ヶ月ごと定期配送の1ヶ月あたり。
ミノキシジルの飲み薬(未承認医薬品)についての注意

未承認医薬品であること:ミノキシジルの飲み薬は、AGA治療を目的とした処方が国内で承認されていない医薬品です。

入手経路:医師の判断のもと、クリニックが正式な手続きを経て輸入したものが処方されます(クリニックフォア公式サイトの記載)。

国内の承認医薬品の有無:AGA治療薬として承認された同じ成分の飲み薬は、国内にありません。濃度の異なる一般用医薬品の塗り薬は発毛薬として承認されています。

諸外国における安全性等の情報:ミノキシジルの飲み薬は米国FDAで高血圧の治療薬として承認されていますが、AGA治療を目的とした使用は諸外国でも承認されておらず、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。血圧低下、心拍数の増加、頭痛、めまい、体重増加、手足のむくみなどが記載されています(クリニックフォア公式サイトの注意事項より)。

救済制度:重い副作用が出た場合、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

ガイドラインで推奨度Aとされているのは、抜け毛を抑えるフィナステリド・デュタステリドの内服と、ミノキシジル5%の塗り薬です。注射は、これらの治療を続けても変化が物足りないときに、医師と相談して追加を検討する選択肢として位置づけると判断しやすくなります。

ミノキシジルの飲み薬(ミノタブ)の危険性と、通販で買うリスクは次の記事で解説しています。

注射の前に・注射と並行して使えるオンラインクリニック3院

ミノキシジル注射を検討している人の多くは、「今の治療では物足りない」「まだ何も始めていないが早く結果を出したい」のどちらかです。どちらの場合も、まず抜け毛を抑える薬(フィナステリド等)を続ける体制をつくるのが基本です。通院の手間を増やしたくないなら、薬の治療はオンライン診療で続け、注射だけを対面のクリニックで受けるという分け方もできます。

ここでは、診察料0円で薬を自宅に届けてもらえるオンラインクリニック3院の料金を比べます。いずれも頭皮への注射はオンラインでは受けられないため、注射の前後に使う「薬の治療」の窓口としての比較です。

海外製の薬(未承認医薬品)についての注意

未承認医薬品であること:次の表のフィナステリドは海外製で、国内では未承認の医薬品です(同じ成分のフィナステリドはAGA治療薬として国内で承認されています)。クリニックで処方される12%・15%のミノキシジル外用薬も、国内で承認された濃度とは異なる海外製の薬です。

入手経路:医師の判断のもと、クリニックが正式な手続きを経て輸入したものが処方されます(クリニックフォア公式サイトの記載)。

国内の承認医薬品の有無:フィナステリドは国内で承認された薬があります。ミノキシジルの塗り薬は、濃度の異なる一般用医薬品が発毛薬として承認されています。

諸外国における安全性等の情報:フィナステリドは米国FDAでAGA治療薬として承認されており、副作用として性機能の低下(勃起機能不全・リビドー減退など)、肝機能障害などが記載されています。ミノキシジルの塗り薬も米国FDAでAGA治療薬として承認されており、頭皮の発疹・赤み・かゆみ、頭痛、めまいなどが記載されています(クリニックフォア公式サイトの注意事項より)。

救済制度:重い副作用が出た場合、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

クリニック抜け毛予防(フィナステリド)ミノキシジル外用診察料
DMMオンラインクリニック
公式サイト
月2,097円
(12ヶ月ごと定期・総額25,168円)
ローション15%
月8,305円(12ヶ月ごと)
0円
レバクリ
公式サイト
月1,349円
(12ヶ月定期・総額16,197円)
5% 6,232円
15% 9,394円(1本)
0円
クリニックフォア
公式サイト
初月1,760円※1
(2ヶ月目以降3,412円)
12%(フィナステリド0.01%含む)
月6,686円〜
0円
(処方なし1,650円)
※料金はすべて税込。各クリニックの料金は2026年10月の当サイト調査によるものです。最新情報は各クリニックの公式サイトでご確認ください。

※1 初月分のみ予約確定時に届くメール内のクーポンコードを利用すると1,600円(税込1,760円)。2ヶ月目以降は定期配送で3,103円(税込3,412円)。
※DMMオンラインクリニック・クリニックフォアは別途配送料550円/回、レバクリは6・12・24ヶ月ごとの配送で1,100円/回(それ以外550円)がかかります。
※フィナステリドはDMM・レバクリ・クリニックフォアとも海外製(国内未承認)のプランの価格です。クリニックの高濃度ミノキシジル外用薬(12%・15%)も国内未承認です。

DMMオンラインクリニック|予防プラン月2,097円・診察料0円

DMMオンラインクリニックは、フィナステリドの予防プランが12ヶ月ごと定期配送で月2,097円(総額25,168円・税込)です。単月購入の場合は3,960円です。ミノキシジルローション15%も単剤で処方を受けられ、12ヶ月ごと定期配送で月8,305円、単月は11,880円です。

注射を受けるか迷っている段階でも、診察料0円で医師に今の状態と治療の選び方を聞けるので、まず飲み薬で抜け毛を抑えてから注射を考えたい人の最初の窓口として使いやすいクリニックです。

※医師の判断により処方できない場合があります。

レバクリ|12ヶ月定期でフィナステリド月1,349円

レバクリは、フィナステリドの育毛プランが12ヶ月定期で月1,349円(総額16,197円・税込)です。ミノキシジルの塗り薬は5%が6,232円、15%が9,394円(1本・税込)で、濃度を選べます。

注射は1回ごとに1万円以上かかるため、並行して続ける薬の費用を抑えたい人に向いています。定期の期間が長いほど1ヶ月あたりが下がる料金体系なので、続ける期間を決めてから選ぶのがおすすめです。

※医師の判断により処方できない場合があります。※6・12・24ヶ月ごとの配送は配送料1,100円/回、それ以外は550円です。

クリニックフォア|オンライン診療に加え対面院でメソセラピーも

クリニックフォアは、予防プランが初月1,760円(クーポン利用時)、2ヶ月目以降は定期配送で3,412円(税込)です。ミノキシジル外用12%(フィナステリド0.01%含む・海外製)は月6,686円〜です。

3院のうちクリニックフォアは、対面院でAGAメソセラピーを行っています。公式サイトによると、ミノキシジルなどの有効成分や成長因子を頭皮に直接注入する治療で、新橋院・田町院・心斎橋院で提供しています。ただし施術の料金は公式サイトの料金表に掲載がありませんでした(2026年10月1日時点)。オンラインで薬の治療を始め、必要になったら対面院での施術も相談したい人に向いています。

※医師の判断により処方できない場合があります。※メソセラピーの有無は対面クリニックによって異なります。

オンライン診療の料金をさらに多くのクリニックで比べたい人は、次の記事も参考にしてください。

ミノキシジル注射のクリニック選びとカウンセリングで確認すること

ミノキシジル注射は、同じ名前でも方法・薬剤・料金がクリニックごとに違います。後悔しないために、カウンセリングで次の点を確認してください。

カウンセリングで聞きたい6つのこと
  • 注入の方法(注射器・注入機・ダーマペン・針なし)と、痛みへの対策
  • 使う薬剤の名前・濃度・製造国と、国内で承認されているかどうか
  • 1回の料金と、何回・どのくらいの間隔で通う想定か(総額)
  • コースを途中でやめた場合の返金や残り回数の扱い
  • 飲み薬・塗り薬を続ける必要があるか、その費用はいくらか
  • 副作用が出たときの対応と、再診・追加の費用

予約から施術当日までの流れ

初めてミノキシジル注射を受ける人がイメージしやすいように、湘南AGAクリニックと新宿駅前うわじま皮膚科の公式サイトに書かれている流れをまとめました。

  • 予約:Web・LINE・電話でカウンセリングを予約する(うわじま皮膚科は初診なら予約なしでも受付可)
  • 前日:必ず洗髪し、当日は整髪料や育毛剤を何も付けずに来院する(湘南AGAクリニック)
  • カウンセリング・診察:医師が頭皮と髪の状態を見て、施術が合うかと方法を判断する
  • 施術:薄毛が気になる部分に薬剤を入れる。時間は15分(うわじま皮膚科)〜30分程度(湘南AGAクリニック)
  • 施術後:当日の激しい運動・サウナ・入浴・飲酒は控える。2週間〜1ヶ月後に次回の施術

カウンセリングでは「注射を受けたい」と決めて行く必要はありません。飲み薬・塗り薬だけで様子を見るべきか、注射を足すべきかを医師に判断してもらう場として使うと、不要な契約を避けやすくなります。

特に「総額」は、注射の施術料だけでなく、並行して使う薬代・診察料まで含めて聞くことが大切です。AGA治療にかかる費用の全体像は、次の記事でまとめています。

ミノキシジル注射に関するよくある質問

ミノキシジル注射は何回受ければいいですか?

回数はクリニックと頭皮の状態によって違います。新宿駅前うわじま皮膚科は「2週間から1ヶ月間隔で4〜6回」を推奨しており、Dクリニックは「2〜4週間に1回」のペース、湘南AGAクリニックのミノキシジル導入(クイックメソ・エレクトロポレーションメソ)は「2週間〜1ヶ月に1回」と案内しています(いずれも2026年10月1日に公式サイトで確認)。何回で終わるかは医師が経過を見て判断します。

ミノキシジル注射は痛いですか?

頭皮に針を刺すため、注入中の痛みは起こりえます。新宿駅前うわじま皮膚科は副作用として注入中の痛み、施術部位の内出血・赤み・腫れ(3日〜1週間程度)を挙げています。湘南AGAクリニックのクイックメソは16本の微細な針のダーマペン、エレクトロポレーションメソは針を使わない方法です。新宿駅前うわじま皮膚科は表面麻酔を使う場合があることや薬剤の調整に触れており、Dクリニックは針を刺すスピードが速い注入機で痛みを抑えると説明しています。痛みが不安な人は、注入の方法と麻酔の有無をカウンセリングで聞いてください。

ミノキシジル注射だけでAGAは治りますか?

注射で頭皮に入れるミノキシジルは、発毛を促すことを目的とした成分です。AGAの原因である男性ホルモン(DHT)の働きを抑える作用はないため、抜け毛の進行を抑えるにはフィナステリドやデュタステリドの内服を別に検討します。新宿駅前うわじま皮膚科も、注射を受けてもフィナステリドなどの内服は続けるほうがよいと案内しています。

ミノキシジル注射をやめたらどうなりますか?

新宿駅前うわじま皮膚科は、急に治療を中断した場合は薄毛が進行してしまう場合があると案内しています。やめるタイミングや、飲み薬・塗り薬だけに切り替えるかどうかは、自己判断せず医師と決めてください。

ミノキシジル注射に保険は使えますか?

使えません。AGA治療は自由診療で、ミノキシジル注射も全額自己負担です。また注射に使われる薬剤は国内で承認されていない医薬品のため、重い副作用が起きても国の医薬品副作用被害救済制度の対象外になります。

ミノキシジル注射は女性も受けられますか?

新宿駅前うわじま皮膚科は女性も受けられると案内していますが、妊娠中・授乳中の人や妊娠の可能性がある人は受けられません。女性の薄毛治療は男性と使える薬が違うため、女性の治療を扱うクリニックで相談してください。

ミノキシジル注射は自分で打てますか?

自分で打つことはできません。頭皮への注射は医療行為で、医師が行う施術です。海外の注射用製剤を個人輸入して自分で使うことは、品質や感染の面でも危険があります。

まとめ|ミノキシジル注射は費用と未承認の点を知ったうえで、薬の治療と組み合わせて検討する

ミノキシジル注射のポイントをまとめます。

  • ミノキシジル注射の費用は1回14,800円〜33,000円(税込・公式料金を確認した3院。14,800円はダーマペン・針なしの導入、注射器で入れる方法は16,500円〜)。コースで1回あたりは下がる
  • 入れ方は「注射器・注入機」「ダーマペン」「針なし」の3つに分かれ、クリニックで違う
  • 通う頻度は2〜4週間に1回が目安。月1回で1年続けると施術料だけで約10万〜40万円
  • 国内で承認されたミノキシジルの注射薬はなく、ガイドラインにも注射の項目はない。未承認医薬品は副作用被害救済制度の対象外
  • 抜け毛の原因(DHT)は注射では抑えられないため、フィナステリド等の内服を別に検討する

注射を受けるかどうかは、今の治療で足りないものが何かによって変わります。まだ薬の治療を始めていない人は、まず診察料0円のオンラインクリニックで抜け毛を抑える治療を始め、半年ほど経過を見てから注射を考えるのが近道です。すでに薬を続けていて物足りない人は、注射と薬の治療を同じ院で相談できるクリニックで総額を聞いてみてください。

※医師の判断により処方できない場合があります。※湘南AGAクリニックの診察料が無料になるのはAGA治療薬を処方される方に限ります。

※本記事の料金・施術内容は、2026年10月1日に各クリニックの公式サイトと公的機関の資料を確認して作成しています。料金・プラン・キャンペーンは予告なく変更される場合があります。効果・副作用の現れ方には個人差があります。治療の可否や方法は、必ず医師の診察を受けたうえで判断してください。

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AGAはじめ医療系コンテンツを制作しているドクターランド大宮のAGA情報編集部です。AGAはどう選んでどこにいけばいいと悩んでいる方に向けてわかりやすく比較し情報を発信していきます。

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